赤ちゃんは母親の胎内で、自分を包んでいる体温・ぬくもり・匂い・心音・声などをバックグラウンドミュージックとして聞きながら大きく成長していきます。胎内で安心感や心地よさを感じて生きている赤ちゃんは、脳の発達に伴い胎動を起こすなど、さまざまなアクションを起こしてきます。そして、10ヶ月ほど母親の胎内で過ごした後に生まれてくるわけですが、生まれて0歳から3歳までの脳は、非常に活発に発達する時期で、生きていく基本的な回路を覚えていくのに大変重要な時期となります。
産まれるまで胎内で24時間ずっと守られてきた赤ちゃんにとって母親は、自分を温かく守ってくれる絶対的な存在です。そのため親は、0歳から3歳までの子供を、第2の子宮と羊水として温かく見守りながら育てていくことが大切になります。小さい時にこの羊水や子宮に守られているような安心感を「貯金」していないと、中学や高校などの多感な思春期に入った時、自分がどうしたら良いか分からずに拒食症や心身症などの病気を引き起こす可能性もあります。
子供の動きに無駄なものはなく、よく理解し、温かく的確に見守っていくことができれば、育児が楽しくなり、その方法も見えてくるはずです。