睡眠とは何か1 〜睡眠リズムを整えるレム睡眠とノンレム睡眠〜

 睡眠にはさまざまな深さがあり、一晩の間に深い眠りや浅い眠りを何度も繰り返しています。脳の働きを意味する睡眠を脳波などで検査した結果、眠りには2つの種類があることが分かりました。1つは夢を見たり、急速眼球運動(Rapid Eye Movement)を伴う、浅い眠りの「レム睡眠」。もう1つは、急速眼球運動を伴わない、深い眠りの「ノンレム睡眠」です。
 人間は、このレム睡眠とノンレム睡眠を一晩に4回から5回繰り返しています。レム睡眠は脳を休ませ、人間の生きる活力を与える重要な働きをしています。たとえ、深い眠りをしっかり取っていても、レム睡眠をなくしてしまうと健康を損なってしまうのです。
 レム睡眠時には、脈拍が突然変化したり、呼吸が荒くなる、または血圧が変動するなど自律神経の働きが乱れてしまうことがあります。これは自律神経をコントロールしている脳が休んでいるため、さまざまな箇所のバランスが崩れてしまうことが原因です。また、レム睡眠の間には、単にコントロールを崩すだけではなく、心筋梗塞や胃潰瘍などの自律神経に関する病気や心臓発作などを起こすことも多いようです。



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