一方で睡眠は、頭の働きを表現しているもので、年齢によって睡眠の構造に変化が表われてきます。加齢とともに睡眠時間が減少していき、老年者になるに従い入眠が早いため、「早い時間に目が覚めてしまう」「深い眠りやレム睡眠も減ってしまうために睡眠効率も悪く、スッキリとした眠りが得られない」などを強く意識してしまうようになります。
さらに睡眠は、日中の生活を反映し、昼寝や食事、その日の活動量など1日をどのように生活したかによって変化していきます。
加えて、睡眠は心の状態を非常によく表し、ストレスや不安も睡眠に大きな影響を与えるものです。そのため、眠りたい時だけに寝るのではなく、心や体温、ホルモンなどを含めた全体のリズムを整えることがよい睡眠を得ることに繋がります。
その他、日中の「光」との関係も睡眠に影響を与えています。日中、光に当たると「メラトニン」という物質が出て、睡眠のリズムを変化させます。そのため最近では、「光療法」という治療で睡眠のリズムを正常な状態に調節する方法も取られています。