睡眠の障害(不眠)をどのように考えるか 〜自分の不眠のタイプを知る〜

 ただ「眠れない」と言っても、不眠にはいろいろな種類があります。


寝つきが悪く眠るまでに1時間以上かかってしまう『入眠困難』

現在20歳以上の約8.1%の人が自覚しているもので、精神的な不安や寝ようと構える気持ちが、かえって眠れなくしてしまいます。また、寝室の環境や身体の痛み、寝ようとすると脚がむずむずしてしまう「むずむず脚症候群」、ある時間にならないと眠れない「睡眠・覚醒リズム障害」なども原因として挙げられます。

眠っていても途中で4回以上目が覚めてしまう『中途覚醒』

トイレや夢などちょっとしたことで目が覚めてしまいます。この症状を訴える人が加齢とともに増え、2割以上の人がこの悩みを抱えています。

朝早くに目が覚めてしまう『早朝覚醒』

これも年齢とともに起こる現象で、気分がゆううつになった時に出やすい症状です。うつ状態で起きる睡眠障害の多くは、早朝に目覚めていろいろなことを思い悩んでしまいます。

ぐっすり眠れず朝スッキリと起きれない『熟眠感喪失』

アルコールや脳の病気、うつなどの精神的な症状から眠りのリズム、構造が変わって眠れない状態です。これは朝の目覚めも悪く、身体的な疲労感があります。

日中も眠くてしかたがない『過眠』

前日に飲んだ睡眠薬が効いていたり、精神に作用するようなタイプの薬を飲んでいる場合に多く見られます。


 このように不眠のタイプもさまざまです。他にも、睡眠障害を引き起こす病気として、眠ることに非常に神経質になってしまう『神経症性不眠』や最近注目されている『睡眠時無呼吸症候群(SAS)』などがあります。これは男性に多く、肥満やアレルギー、加齢、アルコールなどが原因で起こります。寝ている間に呼吸が止まるため、呼吸が不規則になり目が覚めてしまう場合が多く、日中でも眠いという状態に陥ります。
 上記のように、自分がどのタイプの「睡眠障害」なのかを知り、理解した上でそれに合った対応をすることが良い睡眠を得るための秘訣です。



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