社会的ひきこもりとは、どのような状態か 〜ひきこもりは病気ではない〜

「ひきこもり」は病気と誤解されることも多いですが、単純に病気といえるものではなく、病気になりやすい状態だと理解することが大切です。また、「ひきこもり」という言葉どおり一歩も家や部屋から出ることができないと思われがちですが、8割以上の人が頻繁に外出するわけではないにしろ「夜中であれば」「家族と一緒なら」「車でなら」と条件が付けば外出できます。
 この社会的ひきこもりとは、「自宅にひきこもって社会参加をしない状態が6カ月以上持続しており、精神障害がその第一の原因とは考えにくいもの」と定義することができます。社会参加とは、厚生労働省では就学・就労している状態と定めていますが、学校や会社に行っていなくても、家族以外に親密な対人関係があれば、社会参加をしている状態だといえます。
 また、ひきこもりは、精神障害がその第1の原因とは考えにくいものを指しています。統合失調症、うつ病などの診断を受けている場合、ひきこもりのような生活をしていても対応法も治療法も全く異なるため、これをひきこもりとは呼びません。



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