ひきこもりの特徴 〜不登校の長期化・ひきこもりが生み出す悪循環〜

 ひきこもりは、不登校が長期化してしまった場合に多く見られます。ただし、不登校が全て必ずひきこもりになるかというとそうではありません。
 また、ひきこもりは男性に多く、手のかからない良い子や母親が過保護で過干渉、父親が家庭に関心のない仕事人間などが特徴としてあげられますが、必ずしもこれが当てはまるとは限りません。現在の日本の家庭像を考えると、このような現象は特に珍しいことではなく、どのような家庭のどんな人にも起こり得るといえます。
 ひきこもりになるきっかけはさまざまです。受験の失敗や挫折、いじめ、友人関係のストレスなどの理由からひきこもり状態に陥ることもあると考えられます。
 ひきこもりになるきっかけや抜け出すきっかけはさまざまでも、1度ひきこもってしまうと、本人と不安をぶつける家族との間に断絶が生じ、さらにひきこもるという悪循環を繰り返し、パターン化された道をたどってしまうのが特徴です。こもってしまうことよりも、アリ地獄のように抜け出せなくなってしまうことの方が問題で、長期化することをどのように防ぐかが大切になります。
 ひきこもりが起こったり、その状態が長期化することで対人恐怖(自己臭・視線恐怖・醜形恐怖など)・被害関係念慮・脅迫症状・家庭内暴力・不眠・抑うつ気分・自殺企図・心身症などの精神症状が随伴してしまうケースもあります。



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