ひきこもりからの救出

爽風会佐々木病院精神科医長・診療部長
斎藤 環 先生


この内容は、平成15年9月2日に行われた第141回「心と体の健康教室」(主催/財団法人保健同人事業団、後援/朝日新聞社)の内容をまとめたものです。次回の「心と体の健康教室」のご案内はこちら

 

【ひきこもりに対する正しい知識を持つ】

 現在、およそ100万人ともいわれている「ひきこもり」人口。これは挫折体験などのさまざまな原因から起こる“状態像”です。不登校が病気ではないように「ひきこもり」も病気ではないため、「わがまま」「甘え」「怠け」などと思われがちです。しかし「ひきこもり」は、病気になりやすい要素がたくさんある状態です。長期化することで、いろいろな精神症状が現われます。
 多くの家族が悩みを抱える「ひきこもり」とはどのようなものか、またその対応についてお話を伺いました。


■社会的ひきこもりとは、どのような状態か
〜ひきこもりは病気ではない〜

■ひきこもりの特徴
〜不登校の長期化・ひきこもりが生み出す悪循環〜

■ひきこもりシステムと悪循環
〜家族の不安がひきこもりを悪化させる〜

■効果的な3段階の治療法
〜家族相談・個人指導・集団適応の重要性〜

■家族の基本的心構え
〜安心してひきこもれる環境づくり〜

■コミュニケーションの回復
〜安心できる無意味な会話が信頼を高める〜



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