美容にはお化粧やダイエット、運動などさまざまな取り組み方があります。しかし、近年では医療の力を借り、通常の方法より大きな改善を得ることで“本来の積極性を取り戻したい”という意識が強くなってきています。また、醜形恐怖症や外見に自信が持てないために消極的な人生を送っていた人が、美容治療によって精神的負担から開放され、自分に自信を持ち、内側から魅力的な自分を引き出せるようになることもあります。そういう点で、美容外科は精神外科という面も持ち合わせているといえるのです。
美容治療は、医療の技術や材料の進歩により、さまざまな治療法が行われるようになりました。なかでも90年代からは、ケミカルピーリングやレーザー、コラーゲン注射などが代表的な治療とされています。
以前は白眼視されていた美容外科も、現在では「美容治療のできない医師は形成外科医ではない」といわれるほど、そのニーズは高まっています。
とはいえ、通常の医療と異なり、美容治療は保険が適用にならないため、患者の経済的な負担は大きくなります。しかし、それが医師のリスク意識を強くし、治療に対する職業意識を高めています。その結果、目的達成度や患者の治療効果を大きくするのです。