さて、私達が最も恐れているのは「アルツハイマー病」や「アルツハイマー型痴呆」にかかることではないでしょうか。「アルツハイマー型痴呆」は、アセチルコリンという伝達物質が非常に減り、記憶の状態が悪くなっている状態であることが分かっています。そのため、現在の日本では、アセチルコリンを増やすドネペジル(アリセプト)という薬を使った治療が行われています。 また、「アルツハイマー病」になると、脳にβ(ベータ)アミロイドという蛋白質が溜まり、大脳皮質などに老人斑が形成されます。このβアミロイド蛋白の沈着が病気を引き起こす原因とされているため、脳に溜まらないようにする研究や、取り除く研究も進められています。この他にも、アセチルコリンを分泌する細胞を脳に移植する実験なども行われています。
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