甲状腺の病気(3)〜結節性病変・ヨードの摂取量で変わり、悪性のものは非常に稀〜

「結節性病変」とはがんや腫瘍のことで、腺腫・腺種様甲状腺腫・悪性腫瘍があります。病気の種類はヨードの摂取量によって変わり、日本人はヨードの摂取量が多いため、乳頭がんの比率が高くなっています。
 逆にヨードの摂取量が少ない国では、濾胞がんが多くなります。なかでも、ヨード不足で甲状腺ホルモンをたくさん分泌しようとして、甲状腺が大きくなってしまう腺腫様甲状腺腫は多く見られます。病理は多発性の非腫瘍性、結節性増殖だといわれていますが、甲状腺の機能は正常なので身体には影響が余りありません。触診で分からなければ気にする必要もありませんが、触診で怪しい場合には細胞を取って、良性なのか悪性なのかをきちんと診断する必要があります。しかし、直接生命にかかわるような悪性のものは非常に稀で、それほど心配しなくても大丈夫です。



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