軽度発達障害のような、見通しの付かない子どもを追い詰めないために、予定を変更しない、万一、変更するなら予告をしてあげることも重要です。また、理解しやすいように、なるべく短い言葉で話した方が効果的です。自分のこだわりを持っている子どもに対しては、それをやることが精神安定剤になるため、無理に止めさせたり、むやみに奪ってはいけません。
さらに、集団の中では日課などは予測可能で安全なものだけにし、分かりやすいところに張るなどして、不意打ちやびっくりさせるようなことは避ける、いじめに合わないように守ってあげられる人を傍においておくことも大切です。課題はできるところまでといったあいまいな表現はせず、やって欲しいことだけを明確にしておくことも大切です。
コミュニケーションが苦手、不器用、場の認知ができない子どもにとって、サッカーやバスケットボールなどのスポーツは得意ではありません。無理にスポーツなどに参加させようとするのは逆効果になります。
やる気を持たせるためには、報酬を貰うことが励みになります。他人に褒められることで頑張ろうという気持ちになるため、周りから認められることは重要です。しかし、あまりに関わる人が熱心だと、その期待感や強制感が強すぎて追い詰められてしまいます。その子のレベルを的確に判断し、少し頑張ればできる課題を出してあげ、ほどほどの期待と十分な賞賛を与えることがやる気を起こさせます。