注意力が散漫になる子どもには、邪魔になるものを教室や机の上からなくし、シンプルな環境を与えます。学校の先生などは、注意力が散漫になる子どもをなるべく前の席に座らせて、時々声をかけるなど、注意を喚起させることが大切です。しかし、あまりに1人だけに声をかけると、周囲から不審に思われるので、十分に配慮して分散することが大切です。
待てない子どもに、待ちなさいというのは無理なため、待てないことを理解してあげることが重要です。待てなくて失敗した時に正しい行動を教えてあげる、失敗して怒られるのではなく、失敗して気付いたら、気付いたことを褒めるのがポイントです。
多動性についての対応は、多動性を押さえようとするのではなく、「歩いてもいいけれど、これが終わったら」と条件を付ける。「歩いて良いかを決めるのは先生である」などルールの所在をハッキリさせて、勝手気ままに動いていいわけではないことを理解させることが効果的です。
また、子ども同士が叱り合うようなギクシャクしたクラスではなく、励まし合える学級を作ることもポイントになります。間違った行動は指摘せずに正しい行動を教え、注意しなくてはいけない場合は、個別で指導を行う。みんなの前で恥をかかせないように配慮し、褒める時はみんなの前で褒めることが重要です。