虐待と軽度発達障害〜障害を持つ親子は誤解されやすい〜

 軽度発達障害のある子どもと親の関係は、時に不適切な関わり(虐待・養育放棄など)を生みやすくしてしまうこともあります。しかし、軽度発達障害のある子どもの存在が即、虐待を生むと短絡的に結論付けてしまうことはできません。
 軽度発達障害をもつ子どもは、やる気がない、親のしつけがなっていないなどと誤解されやすく、「障害として認められにくい」という問題点があります。周りから守られたり、配慮されず、親子とも傷つきやすい状況にあります。そのため、環境的にも、親も子どもも支援していく必要があるという点を理解しておかなければなりません。
 また、虐待や養育放棄(ネグレクト)を受けている子ども達は「自分のことなんて分かってもらえない」という強い挫折感を持っていて、虐待を経験している内に軽度発達障害の特性が出てしまうケースもあります。軽度発達障害に気付く人・虐待に気付く人は子どもの日常に寄り添っている人であって、地域の人や教育関係者が多くなります。軽度発達障害と同じように虐待も視野に入れて子どもを見ていくことが、子どもを守ることにつながります。



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