ウィミンズヘルス(2)更年期〜一生涯にわたる心身の健康を考慮する医療を〜

 性成熟期の後に訪れる「更年期」は、ホルモンが変動しながら減少していきます。そのため、月経があるにも関わらず体調が崩れ、精神的にも非常に不安定になる人もいます。この時期に起きる「更年期障害」は、急激に下がったホルモンに対応できないことで起こります。
 症状としては、不眠・めまい・耳鳴り・うつ・不安・関節痛・のぼせ・無気力・高脂血症・頭痛など、さまざまな症状が出ます。これは、女性の組織や細胞の機能を維持する役割をするエストロゲンの欠乏が原因です。この時期は、その人の持っている隠れた病気の素因が出やすくなるため、病気にかかりやすくなったり、急激な老化もおこります。また、骨が弱くなる・皮膚や粘膜が衰える・胃腸が衰えるなどの症状も現れます。
 女性の寿命は延びてきていますが、統計を見ると自立して健康な生活を送れる時期は長くはなく、年をとって介護を受けたり、障害を持って入院する人も少なくありません。
 このように、女性医療では女性が生涯健康に生活するために、ライフステージや生活によって変化する女性ホルモンの状態を考慮した診療が必要とされます。毎年100万以上の人が閉経を迎え、更年期以降の時期に入るため、若いうちから女性医療をきちんと行い、健康を維持することは、女性の生活の質(QOL=Quality of Life)を高めこることに繋がります。



‖ TOP ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖
‖  ‖  ‖ 10 ‖

株式会社保健同人社 Copyright(C)2004 HOKENDOHJINSYA Co.,Ltd