骨の仕組み〜壊され・作られるサイクルがカルシウムを調整し、骨を新しくする〜

 骨は「体を支える」以外に、「造血の場所」、「カルシウムの貯蔵と放出」という重要な役割を果たしています。
 そして、骨は強度や質を高めるため、リモデリングという「壊されて、作られる」サイクルを3ヶ月かけて行っています。その内容は、[1]骨→[2]破骨細胞による骨吸収(骨にある「破骨細胞」が、たんぱく質を分解する酸や酵素を出し、骨を壊す)→[3]骨芽細胞による骨形成(壊された箇所に「骨芽細胞」がカルシウムを沈着させ、骨形成が行われる)→[4]新しい骨になる というサイクルになっています。こうすることで骨は新しく形成され、質の良い状態を維持し続けることができるのです。人間の体はこのサイクルを常に行っているため、薬でのカルシウム量の調節がしやすくなっているともいえます。
 血液中のカルシウムは、神経や心臓、筋肉を正常に働かせるため、常に100ccあたり9〜10mgを保っています。このバランスが崩れてしまうと痙攣や不整脈などを起こす危険性があるため、カルシウムの調節は非常に大切になってきます。



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