ピルの服用は、一部のがんや婦人科疾患の発生率を低下させます。ピルを服用していない人と比べて服用している人は、月経困難症が40%・月経不順が70%・月経過多の人が50%・月経前症候群が70%・鉄欠乏性貧血が60%・子宮内膜症が50%・卵巣がんが30%・卵巣嚢胞が40%・良性乳房疾患が50%に減少したという報告があります。
10年以上ピルを服用している場合でも、ピルを使用しない人と比べると骨盤内感染症は30%減ったというデータもでています。ピルには避妊の効果があるのと同様、子宮の入り口から出ている頸管粘液の性状を変えることで、ウイルスや細菌も侵入しにくくなるため、骨盤の中の炎症が起こりにくくなります。
また、ピルの服用で、女性達の生活がどのように変化したかを調べてみると、月経周期が安定しスケジュールが組みやすくなったと57.8%の人が答えています。月経痛が軽くなり仕事や生活が楽になった、月経の量が減り仕事や生活が楽になったなど、使用者の評価は高いようです。