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●月経不順

 月経の周期とは、月経の開始日から次の月経の前日までの日数のことで、一般的には28日位といわれていますが、25日から35日位までであれば正常の周期であるといえます。「月経不順」はその周期が乱れ、月経がない、頻回にきてしまう、量が多い、少ないなどの症状を起こします。また、体調にもさまざまな影響を与え、肌荒れや便秘、精神症状なども出てきてしまいます。

 「月経不順」の原因の1つに、排卵が起こらず厚くなった子宮の内膜が、自然に排出する「無排卵月経」というものが挙げられます。これは、卵巣の機能が悪い「卵巣機能低下(不全)」という状態です。器質的な問題もありますが、一方には不規則な生活やストレスなどが原因になります。ストレスはさまざまな病気の原因となるもので、働く女性が増えた現在では、食事や睡眠などのリズムが狂う不規則な生活が、月経の周期を乱してしまいます。

 もう1つの原因として考えられるのが「冷え」です。特に夏場はクーラーなどで体を冷やしてしまうことが多くなりますが、下半身が冷えると卵巣の機能が低下し、月経不順を起こしやすくなります。

 

●月経困難症

 「月経困難症」は、一般的に月経痛と呼ばれている症状です。腹痛や頭痛、嘔気、嘔吐などの症状が出てきます。月経痛を感じている人は多く、痛みなどの症状を当然と思っている女性も多いようですが、本来は痛みのない月経が通常の状態で、痛みを感じるのはどこかに問題があるためといえます。

 痛みの原因としては、子宮以外のところに子宮内膜と同じ組織ができてしまう「子宮内膜症」の場合も考えられます。それ以外の場合では、生活の乱れやストレス、冷えなどが原因となっているケースが多いようです。

 

●PMS(Premenstrual Syndrome=月経前症候群)

 月経前に不調になるPMS(Premenstrual Syndrome=月経前症候群)は20代や30代に非常に増えてきており、月経痛と同じように腹痛や頭痛、嘔気などの症状が出てきます。

 その他、黄体ホルモンの影響で、むくみがひどくなったり、便秘になりやすくなってしまったりします。また、集中力の低下・イライラ・甘いものが食べたくなる・眠気・疲れやすくなる・倦怠感・うつ状態などを起こしてしまいます。精神的にもコントロールが効かなくなり、物に当たってしまう、すぐに泣いてしまうといった状態に陥ってしまう人がいます。

 以前からある症状ですが、最近になり一般的に認知されるようになり、クリニックなどを受診する人も増えてきています。



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