●デイケア活動
ホスピスケアのデイケアは、高齢者のデイケアとは違い、がん患者のデイケアです。末期がんでも比較的元気であったり、1人暮らしの人達が昼に集まったりする場となっています。
デイケアでは、たわいないお喋りを楽しんだり、同じ病気を抱える仲間と食事をすることで患者同士が仲良くなり、生きる楽しみを持つ重要な集いにもなっています。
●重要な遺族ケア
病院ではどうしても患者しか診てもらえないため、患者が亡くなってしまうと家族との繋がりは切れてしまいますが、在宅ホスピスケアでは、「がん患者の家族も患者である」と考えています。そのため、たとえ家で最期まで自分らしく患者が生活されていたとしても、大切な家族を亡くした悲しみを抱える家族のケアは重要です。
グループ・パリアンでは、患者が亡くなって1週間以内の家族に「グリーフカード」というメッセージカードを送ったり、1年経った命日の頃にハガキを送るなどの活動で、家族のケアを行っています。また、スタッフがお訪ねした時に、遺族の落ち込みが激しい場合などは、精神科の医師を紹介しカウンセリングを受けることをお勧めしたりする場合もあります。
その他、遺族の会を開き、同じ経験をされた方達の慰めの場を提供しています。この場では、それぞれご家族が亡くなられた時期が違うため、まだ患者が亡くなって間もない家族の人などは、他の方達がどのように立ち直っていったかなどを伺い、力を得られる方も多くいるようです。