胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌を除菌する治療法があります。このピロリ菌除菌を行うことで3分の1位の人は胃がんにならないといわれています。
検査の結果、除菌した人から1人しか胃がんが出なかったのに対し、除菌をしなかった人からは6人もがん患者が出てしまいました。除菌をしても胃がんの可能性がゼロになるわけではありませんが、除菌によって、リスクを大幅に低減することができます。
ピロリ菌の除菌治療は、プロトンポンプインヒビターという胃酸を抑える薬に、アモキシシリンとクラリスロマイシンという2つの抗生物質を1週間飲み続けて除菌していきます。怖い薬だと思っている人も多いようですが、このアモキシシリンは20年以上も前からある薬で、誰でも風邪の時に1度は飲んだことのある薬です。また、クラリスロマイシンは、小児科の医師が子供の治療によく使う薬です。安全性の高い薬を使用しているので安心です。