厚生労働省が3大死因の減少のために打ち出した健康政策の「健康日本21」。この健康日本21を実現させるための健康増進方法がアンチエイジング医療の考え方と共通しています。
このアンチエイジング医療の目標は「オプティマル・ヘルス(Optimal/最適な・Health/ 健康)」です。これは、それぞれの年代で最もイキイキとした理想的な健康状態のことを指し、現在、健康レベルが平均の範囲内であっても、さらなる健康増進を目指していきます。高齢になってから急に健康状態を上げるということは難しいため、オプティマル・ヘルスをいつまでも保つためには、若い年代から努力をしていく必要があります。
しかし、20代、30代から寝たきりならないための予防といっても実感が沸かないでしょう。最近では「若く・美しく」という面からアンチエイジングに取り組む姿が多く見られます。若さと美しさを保つために、アンチエイジングを実践していくことが介護のいらない高齢者への道に繋がります。
抗加齢医学では、老化の進み具合を判断する値として、オプティマル・ヘルスを保つための目標値である「オプティマル・レンジ」を挙げています。通常の人間ドックなどの標準範囲ではなく、さらに上の状態を目指す抗加齢医学では、日本人に見合ったオプティマル・レンジを現在、健康な30歳の男女の正常範囲に設定しています。