歯茎磨きは、まず、歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先を当てます。毛の側面と歯の側面を密着させるようにすると歯ブラシがふらつくのを防ぎ、歯と歯の間に入り込みやすくなります。次に、歯ブラシは動かすというよりも小刻みに振動させるようにし、歯茎を傷つけないようにしていきます。早く動かすよりも、ゆっくり動かす方がよりマッサージ効果が得られます。できるだけ軽い力で磨くためには、歯ブラシの柄の端を鉛筆をつまむように持ち、手首だけで小刻みに動かしていきます。この時、歯と歯の境目は横に並んでいるため、歯並びに沿って横に動かすというのがポイントです。出血したり歯茎に痛みを感じた場合は、強く磨き過ぎています。気持ちが良いと感じる程度に軽い力で磨くことが大切です。磨いている時に歯茎が痛ければ,歯茎を傷つけている可能性があります。この場合は,歯茎の痛みが取れるまで2〜3日待ってから磨きます。
また、磨き残しをしないためは、順番を決めて磨くことが効果的な方法です。右利きであれば左下の奥歯の後ろ側が最も磨きにくい場所です。ですから、この場所から始めていきます。次に、左下の奥歯の外側から前歯の表側(前歯までの左半分)を磨きます。それから同じように、右下奥歯の後ろから右下奥の外側を前歯までを磨いてきます。次に、右下奥葉の内側を磨き、前歯の裏側を1本ずつ磨いていきます。最後に左下奥歯の内側を磨いていけば、磨き残しなくお口の中を1周することが可能です。
奥歯の裏側は磨きにくいため、口を閉じ気味に歯ブラシを横から入れると、歯ブラシが入りやすくなります。奥歯の外側は、歯ブラシの柄と歯の並びが並行になるように当て、口の外に出ている歯ブラシの柄が真っ直ぐになるようにします。この時、柄が下がっていたら、歯の側面に歯ブラシの側面が密着していません。歯茎の境目から毛先がずれないように横に小刻みに動かしていきます。奥歯の内側を磨く時は、外側と同じように、柄と歯の並びが平行になるようにします。奥歯の内側は、歯が内側に傾斜しているため、毛先が歯と歯茎の境目に届きにくい場所です。歯ブラシを少し歯の方にねじり、毛先が傾斜の中に入るようにしていきます。前歯は、横に動かして磨くのがむずかしいため、縦に1本ずつ磨いていきます。