転倒予防(2) 〜段差・暗さ・眩しさ・温度差に気をつける環境整備が骨折を防ぐ〜

 骨折をしないためには、体を丈夫にすると共に、環境をできるだけ整えておくことも重要です。特に、段差がないか、玄関の上がり口や階段が暗くなっていないか、お風呂場や階段に手すりがあるかなどが注意点として挙げられます。
また、若い頃は気にならなかった色が透けている階段や眩しい床、色が似ていて分かりにくい段差などが高齢者には危険です。そのため、住み慣れた家であっても、段差や暗さ、眩しさなど、危険な箇所がないかチェックしておくことがポイントとなります。家の中でも太陽の光が当たって眩しいような場合には、厚めのカーテンなどで床が強く反射しないように気をつけることも大切です。
さらに、部屋ごとに著しい温度差がないことも転倒予防に繋がります。例えば、25℃の部屋から15℃の部屋に出た時、若い人であれば5〜10mmHg程度血圧が上がるだけですが、高齢者の場合、同じ条件でも20〜30mmHgと一気に血圧が上がってふらついたり、寒さで十分に足腰が動かないこともありますので、温度差や寒さ対策も重要です。
慎重に行動していれば心配のないところも夜中や寒い時期、慌てているなど、条件が悪くなると危険になる場所も出てきますので、日頃から環境整備をしておくことが転倒予防に繋がります。



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