カルシウムの結合物である骨 〜強い骨を保つためには、カルシウム摂取が重要〜

 カルシウムの結合物である「骨」は非常に硬いため、柔らかい脳や心臓、肺臓などを守る役目をしています。これは私達が立ったり、歩いたりするためにも非常に有益な役体なのです。また、最近になって、カルシウムが全身の細胞を活かすのに大切で、それを保存したり、貯めておく働きをしていることが分かってきました。
このカルシウムは体内で作ることができないため、食べ物によって口から摂取する必要があります。摂取されたカルシウムは胃酸によって溶かされ、小腸で吸収されます。逆に、必要なカルシウム量が摂取されないと、血液中のカルシウムの濃さを一定に保つため、骨からカルシウムを削って補います。腸管でのカルシウムの吸収を助けるには、ビタミンDを一緒に摂取すると、より効果的とされています。
カルシウムは1日に600mg必要とされています。多くの日本人は、約550mgのカルシウムを1日に摂取していますが、その内の約1/3が吸収され、残りの約2/3は便から体外に排出されています。ほとんどの場合、カルシウムの摂取量と排出・排泄量とは同じですが、高齢になると食事量や運動量が減るため、カルシウムを摂取する量が少なくなり骨から削り取る量が多くなります。骨からカルシウムを削り過ぎますと骨がスカスカになり「骨粗しょう症」という病気になってしまいます。カルシウムの摂取量が多くなりますと体外に排出・排泄される分も増えますが、その一部は骨に蓄積され、保護や支持作用に使われます。そのため、カルシウムを多く摂取することは、骨を強くするために大切です。



‖ TOP ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖  ‖
‖  ‖  ‖  ‖ 10 ‖ 11 ‖ 12 ‖

株式会社保健同人社 Copyright(C)2004 HOKENDOHJINSYA Co.,Ltd