骨のカルシウム量の変化 〜骨量は年齢、性別によって変化していく〜

 体の中で古い骨は常に壊され、新しい骨が作られています。先程述べたように、カルシウムが入る量と排出・排泄される量とが同じであれば健常な骨を作ることができます。
骨のカルシウム含有量は、年代によって変化していくものです。まず、生まれたばかりの赤ちゃんは約32gのカルシウムを持っています。それを基に、母乳などからカルシウムをどんどん吸収し、骨を成長させていきます。女性は12、13歳の思春期に骨が一気に成長し、男性は、14、15歳で体格が急激に大きくなり、骨量が増えていきます。その後、20歳〜40歳が最も骨量が多い時期で、この時、女性は800g、男性は1000g程のカルシウムを持っています。その骨量は、40代を越えてくると徐々に下がり、高齢者では摂取量よりも排出・排泄量が増えるため骨がもろくなり「骨粗しょう症」となってしまいます。女性は特に、閉経を迎えることで骨の形成に働く女性ホルモンの分泌量が急激に下がるため、骨量が低くなり骨粗しょう症となってしまいます。
 この骨量を調べる方法として、微量な2種類のX線を使用し、骨量を測定する「DXA(デキサ)法」、かかとの骨に超音波を当てて骨量を測る「超音波法」、X線を使い、手の骨とアルミを同時に撮影し、濃度を比べて骨量を測定する「MD法」などの方法が用いられています。これらの検査で骨量を測定し、骨祖しょう症になっているかをチェックすることは大切です。



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