骨が弱くなり、つぶれてきますと、背中や腰が丸くなります。また、身長が縮んだり、激しい腰痛が起こります。この3つの内2つに該当している場合、骨粗しょう症の疑いがあるため、検査や治療を受ける必要があります。
ある老人ホームの女性78人を調査したところ、背中が曲がってくると、その曲がり具合が大きくなるにつれ膝も曲がり、十分に伸ばして歩けないことが分かりました。これは膝関節屈曲拘縮(ひざかんせつくっきょくこうしゅく)といい、この状態では大股で歩くことができず、歩幅が小さくなり、つま先が十分に上がらなくなります。膝が曲がって、十分に足首が上がらないと、それは転倒に繋がり、背中や手首、太ももや腕の付け根が骨折する原因となります。
また、背中が曲がってくると、歩行が困難になるだけでなく、肺が十分に広がらず呼吸がしにくくなったり、食道炎を起こす、胃が小さくなるという弊害が出てきます。健康を維持するためにも、できるだけ背中を伸ばすことが重要です。