まとめ 〜筋力トレーニングを継続し貯筋することが筋力を維持する〜

 動ける体を作るためには、脂肪を減らして、筋肉を蓄えることが大切です。脂肪の過積載に気をつけ、健康な体を維持していくことがポイントとなります。
特に、太腿とお腹の筋肉は減りやすいため、筋肉の量を維持するためには、日常生活だけでなく積極的に運動することが重要です。しかし、脂肪を減らす運動と筋肉を貯める運動は全く違うため、長時間歩くウォーキングなどは、脂肪の減少には非常に効果的ですが、筋肉を付けるには強度が不足しています。そのため、ただ運動するのではなく、衰えやすい筋肉を意識した運動が必要です。
減少しやすい太腿の前側やお腹の筋肉を中心に鍛える「貯筋運動」は、続けなくては効果がありません。平均年齢が70歳で、貯筋運動の5種目を1日に2セット、3ヶ月行った人達の椅子からの立ち上がり時間を調べたところ、最初は平均で16秒かかっていたのが、貯筋運動後は9秒台という結果が得られました。また、なかには、お腹の筋肉が6ミリから9ミリに増えたという人もいました。貯筋運動は、まとめてやらなくてはいけない運動ではないので、朝起きた時にキックの運動を1セットやる、お湯が沸くまでの間に背伸びをするなど、気づいた時に運動することが長続きさせるコツです。 また、運動した日にちや内容を「貯筋通帳」に記録していくことも効果的です。行った運動の部分にシールやスタンプで印を付ける、色を付けるなどすると楽しくなり、記録することが癖になると継続の助けになります。
加齢変化は1年に1%、寝たきり・ごろ寝生活では2日で1年分の筋力が衰えます。筋肉を減少させず、自立した生活や自分の足で元気に歩くためには、年齢に関わらず筋肉を鍛え、「貯筋」をしていくことが健康を維持し、老化のスピードを抑えることに繋がります。



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