人の体は変わりやすく、歳を取るにつれて変化していきますが、60歳でも40代の体型を維持している人もいれば、40歳で60代の体型という人もいます。変わりやすい人の体は、逆にいえば、ちょっとした運動や意識で変えることもできるということです。
20歳から90歳の人のバスト・ヒップ・ウエストのサイズを測定した結果、バストは年齢と共に若干増える傾向にあり、ヒップは年齢や性別に関わらずほとんど変化が見られませんでした。しかし、ウエストは歳を追うごとに太くなっていました。最近、注目されているメタボリックシンドロームの診断基準も、男性がウエスト85cm、女性では90cm以上の人で、高血糖・高血圧・高脂血症の内、2つ以上当てはまる場合といわれるように、ウエストサイズは非常に変わりやすく、体の中の状態を表しやすい場所といえます。
バストやヒップ、ウエストの見た目の数値も大切ですが、体の大きさによって数値は違ってくるため、比率が重要です。そのため、「バスト÷ウエストサイズ」・「ヒップ÷ウエストサイズ」を出してその比率を見ると、どちらも年齢と共に下がっているということが分かりました。つまり、メリハリのある体だったものが筒状になり、くびれがなくなってきているということです。これらの結果からも分かるように、人の体型の変化は、ウエスト周りにあると考えられます。