アメリカ人は運動を好み、大人から子供までアクティブに活動する意識が日本人よりも高いと考えられています。しかし、その一方でアメリカは、世界一の肥満大国です。日常的に運動を行っているにも関わらず、肥満が多い原因は、「食事」にあります。油脂やソフトドリンクをはじめとする糖分の摂取が日本人よりもはるかに多く、トータルのエネルギー量が過剰になっているため、運動だけでは消費しきれないという現実があるようです。
アメリカやオーストラリアの肥満予防関連の本を見ると、和食を食べ、1つ1つの物を小分けにして食す日本人の食生活を見習うように書かれているものがあります。現在では、日本も和食より、洋食が好まれる傾向になってきていますが、お米を主体とした和食は、穀類とおかずを交互に食べることで早く満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぎます。また、和食で使われる食材は、野菜、芋類、きのこ、海草、豆類など種類も多く、栄養バランスが良いことも特徴です。さらに、肉よりも魚を食べる機会が多いことも、動脈硬化の予防には効果的のようです。
このことからも分かるように、運動だけしていれば健康で若々しくいられるという訳ではありません。食事に気をつけ、和食を中心とした食生活が健康を維持するための重要なポイントとなります。