「うつ」と「うつ病」の違い 〜「うつ」は症状で、「うつ病」は病名〜

 私達は、さまざまな出来事の中で生きています。悲しいことや辛いことがあった時、大切なものを失う、やりたくないことをやらなくてはいけない場合、気分が落ち込んだりします。逆に、嬉しいことや楽しいことがあれば、気分は良くなったり、やる気が出てきたりします。このように、私達の気持ちは出来事によって落ち込んだり、楽しくなったりするのが自然です。そのことをきちんと理解しておくことが、「うつ」や「うつ病」を知るためにも大切になります。
 よく耳にする「うつ」と「うつ病」は同じものではありません。「うつ」は「症状・状態」のことをいい、「うつ病」は、糖尿病や胃癌と同じように「病気の名前」です。「うつ」は、元気な時に比べて落ち込んでいるという状態なのに対し、「うつ病」は、うつの状態が徐々に重くなり、ピークを過ぎると自然と軽くなっていくという特長を備えた1つの病気といえます。



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