ドライマウス検査 〜問診やガムテストで唾液量などをチェックしていく〜

 ドライマウス外来では、口が渇くという患者さんに問診を行い、どのような病気を持っているか、どんな薬を飲んでいるかを確認します。そして、唾液の量を測るガムテストを行います。ガムテストは、検査用のガムを10分間噛み、どれだけ唾液を吐き出せるかをチェックします。厚生労働省の定めた基準では、10分間で10mlが基準値となっています。テストの結果が10ml以下であった場合、唾液量が少ないということになります。唾液量の基準は10mlですが、20歳位の人がガムテストの結果、11ml程度しか唾液を出なかった場合、ボーダーラインを超えていても少ない状態です。このような人には、なぜ唾液が少ないのか、その原因をチェックする必要があります。ガムテストで使用されるガムは、伸びないタイプのガムのため、入れ歯の人でもくっ付かずに使えます。
また、口の中や食道にもいる真菌類の一種に、カンジダという菌がいます。体力が落ちている時にカンジダ菌に感染すると口の中に炎症を起こす「カンジダ症」になります。カンジダ菌が陽性だった人と陰性だった人を比べてみると、カンジダ症が出た人の方が唾液の出る量が少ないため、ドライマウス外来では、口腔カンジダ菌検査も行います。
この他、口用のモイスチェックで舌の渇きを調べます。基準値は30で、本人に渇きの自覚症状はありますが、どの程度渇いているかを数値で知ってもらうことができます。年齢以外で口の渇き方に異常がある場合、シーグレン症候群の検査など行います。



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