まとめ 〜健康を維持するためにも口腔ケアを重視し、噛む土台をしっかりしておく〜

 私達が元気に生きるためには、しっかりと噛んで口から食事をすることが大切です。同じカロリーを摂取していても、口から食べる人と、入院中のために点滴などで栄養を摂る人とでは栄養の吸収が違ってきます。
しかし、よく噛んで顎を動かすことが大事だといっても、基本となる噛む土台ができていないと十分にその機能を使うことができません。しっかりと噛んで健康を維持するためには、1本でも多くの歯を残すことが重要で、日頃の口腔ケアや管理が欠かせません。
また、私達は口の中の多くの細菌と共存しています。ドライマウスによって殺菌作用を持つ唾液の量が減ってくると、虫歯や歯周病という口の中の病気だけでなく、体の病気を引き起こす危険性も高めてしまいます。口の中が渇く、舌がヒリヒリ痛む、話しづらい、飲み込みづらいなど、口の不快感があれば、ドライマウス外来などを受診し、正しい処方や適切なケアを受けることが重要です。
繰り返しになりますが、噛むことは、体や骨、筋肉の強化し、全身の健康に繋がっています。噛むことは、体の健康だけでなく、脳の活性化にも繋がり、脳の働きや認知症の予防にも関わってきます。人間にとって、健康で美味しい食事をすることは楽しみの1つでもあります。噛む機能がどれだけ大事であるかということを考え、歯の管理や口の中の健康が全身や出産に与える影響を考えなくてはいけません。常に口の中を清潔で健康な状態に保っていくことが健康でいきいきとした生活を送るためにも大切になります。



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