日常生活動作能力とは 〜自立した生活に必要な動作能力〜

 自立した生活を維持するためには、「体力がある」より「動ける」ということの方が大切です。家で元気に生活している高齢者は、食事や入浴、トイレ、着脱といった自分の身の回りのことだけでなく、もっと多くの動作能力が必要です。階段をさっさと上ったり降りたりできる・でこぼこ道や坂道を倒れないで速く歩けるなどの「全身移動」領域の動作能力や、しゃがんだ姿勢から手の支えなしに立ち上がれる・床に落ちた物を膝を伸ばして拾えるなどの「姿勢変換」領域の動作能力、布団の上げ下ろしができる・米袋(10kg)を持ち上げられるなどの「上肢操作」領域の動作能力、ハサミで線の引いてある紙を切れる・服のボタンを素早くはめられるなどの「手指操作」領域の動作能力なども日常生活では重要です。どの領域の動作能力が衰えても日常生活が不便になるため、どの機能も低下しないようにバランスよくトレーニングをしていく、弱点の領域があればそこを中心に強化していくことが大切です。



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