高齢社会を乗り切る方法 〜健康に責任を持ち、積極的に頭と体を使うことが大事〜

 戦後は出生率が高く、働き手に対して高齢者の数が比較的少なかったのに対し、2000年には日本の高齢化率が世界一の17%に達し、出生率が低く、働き手も減り、高齢者が増えるという人口構造になりました。特に女性の後期高齢者が増えたのが大きな特徴で、わずか50年で大きな変化が出ています。
 2008年には5人に1人が65歳以上の高齢者になる見通しで、2015年には、第一次ベビーブーム世代が高齢期に達するため、4人に1人が高齢者になります。その後も高齢化は進展し続け、2042年には3人に1人が高齢者になる見通しです。
 40年前は14人に1人が高齢者だったため、13人で1人の高齢者をサポートすることができました。現在では4人で1人の高齢者をサポートしています。30年後には3人に1人が高齢者のため、2人で1人の高齢者をサポートすることになります。しかし、この2人の中には10〜20%の割合で子供が含まれているため、大人1人が子供を育てながら高齢者1人をサポートすることになってしまいます。
 このような高齢社会を乗り切るためには、「アンチエイジング」と「介護予防」の2つが重要になります。高齢者一人ひとりが自分の健康に責任を持ち、老化に打ち勝つためにできることを何か1つはする。寝たきりではなく、元気に長生きするために必要な、知的機能と身体機能を維持するため、積極的に頭と体を使うことが大切です。



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