近年、アメリカでは肥満が大きな問題となっています。10年前は標準体重に15kg足したほどの肥満者が20人に1人だったのに対し、現在ではアメリカ各州で4、5人に1人の割合にまで増えたといわれています。しかし、これはアメリカだけでなく、イギリスやオーストラリアなど先進国で問題となってきています。
日本でも、過食、運動不足、ストレス、喫煙などが原因で起こる高血糖症・高脂血症・高血圧症・肥満症・お腹周りが男性85cm、女性90cm以上などが診断基準となる「メタボリックシンドローム」が大変注目されています。この内臓脂肪蓄積型の肥満が原因といわれているメタボリックシンドロームも進行すると心臓病や脳卒中となり、死亡の原因となってしまいます。
日本でも健康を損なう肥満は問題視され、2008年からは健康診断でメタボリックシンドロームの検診、指導が行われるようになります。しかし、先進国の中で日本は肥満者の数がまだ少ない方で、日本人がよくウォーキングの目標として掲げる「1日1万歩」という運動は、世界でも評価され、注目を浴びています。