体内の脂肪が燃える状態は、血液の流れが安静時の3倍以上の速さになっている場合です。これは、1分当たり3kcal程度の運動になります。
スポーツの世界には、Mets(metabolic equivalents)という運動強度を示す単位があります。これは、トレーニングなどの身体運動時に代謝量が安静時の何倍にあたるか示すものです。3Mets以上が脂肪の燃える運動になります。例えば、座位や立位では3〜5Mets、ジョギングでは5〜12Mets程の運動です。運動は、何をしなくてはいけないということはなく、エアロビックな有酸素的運動であれば、どのようなエクササイズでも構いません。
どのような運動を何分間行うかを算出するには、「運動強度×持続時間」で計算し、1日300kcal、1週間で2000kcalを運動で消費していれば、健康になるための条件を満たしていますといえます。しかし、1日300kcal消費する運動をできている人が少ないようです。30歩歩くと1kcalの消費で、ウォーキング1万歩は、300kcalの消費になります。何回かに分けて行っても良いので、場所などにこだわらず、いろいろなところで歩くように心掛けると無理なくエアロビックな運動が行えます。
テニスなどの運動も効果的ですが、ボールを拾う時などに動きを止めてしまうと効果が少し下がってしまいます。そのため、継続的な運動には、ウォーキングやジョギングがより効果的であるといわれています。