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頸椎症性根神経障害以外にも同じような上肢にしびれを起こす「胸郭出口症候群」や、手首にある感覚神経を成分とする正中神経を圧迫して起こる「手根管症候群」などもあります。 また、指先の小さな末梢神経障害である「圧迫性末梢神経障害」は、気付かない人も多いしびれですが、多くの人が経験したことのあるしびれです。例えば、スーパーマーケットなどで荷物の入ったビニール袋を指が食い込むような形で持っていたため、指先にしびれが出る経験をしたことがあるのではないでしょうか。指への細かい末梢神経は、指の両側の先端に向かって走っています。そのため、ビニール袋などで起こった圧迫性末梢神経障害は圧迫されていた側にのみ起こります。障害を受けても2〜3日で神経が再生し始め、回復による弱いしびれや痛みを感じ始めます。たいていの場合、このしびれや痛みで初めて障害に気付き、皮膚の異常などを心配しますが、違和感を感じている内に治ってしまいます。 この他にも、手指と同様に足の趾(ゆび)に圧迫性末梢神経障害を起こすことも多くあります。比較的多い原因として、新しい靴を履いた、硬い部分で正座を長時間したなどが多いようです。 |