多発性神経炎の治療法 〜安静だけでなく、早期治療やビタミンの服用などが効果的〜

 多発性神経炎の治療は原因によって異なりますが、一般的には特定の場合を除き、病変が節性脱髄の場合が多く、自然に神経が再生するのを待つしかありません。これを補助するため、運動神経の場合には手足の筋肉をよく使うリハビリテーションを行うことが大切です。  また、知覚神経の場合には、運動することで症状のある手足への血流をよくすると修復速度が速まります。感覚神経に対する刺激として、入浴時にお湯で温めた後に水で冷やすなどを繰り返すと感覚神経の感受性が高まり改善を促進に繋がります。  しびれのある時は動かさずに安静にしておくのが大事だと思われがちですが、他に安静にする必要がある状態でない限り、動かさないでいるばかりでは改善していきません。医療機関での治療の場合、ビタミンB12は神経細胞の代謝によって関与することで末梢神経の再生・修復速度を20%程速めることが分かっています。これは1日1mmの再生が1.2mmになるだけですが、長期的に見るとかなり有効だといえます。また、高齢になると修復率が若干衰えるという報告もあるため、できるだけ治療の開始は早い方が良いといえます。



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