メタボリックシンドロームとダイエット 〜3kgでも体に大きな変化が現れる〜

 ダイエットでは、どの程度体重を落とす必要があるのでしょうか。体重が96.3kgで、ウエストが108cmのある40代男性は、地下鉄の駅を普通に歩いていたら息切れがし、心配になったため、3ヶ月かけてダイエットをサポートする人間ドックのコースに参加しました。この人は、自分でウォーキングと夕食後の間食を止めると決め、その結果、3ヶ月で4kg程体重が減り、ウエストもサイズダウンしました。4kgの減量は、それほど大きな変化ではないように感じますが、内臓脂肪の面積は、111cm2から67cm2へと変化していました。約1kg体重が減ると脂肪面積は7〜10cm2近く減少する人が多いようです。
現在、肥満が問題で起きる病気は、メタボリックシンドロームや糖尿病以外にも、睡眠時無呼吸症候群、膝痛、腰痛など数多くあります。これらの場合、かなりの体重を減らさなければ解消できませんが、メタボリックシンドロームは少し体重を減らすだけでも、悪影響を及ぼすホルモン量が全体的に減ります。ですから、たくさん痩せる必要はなく、まず今の体重から3kg程痩せる、1ヶ月で1kg程ダイエットするだけで、血糖値や中性脂肪に大きな変化が現れることが分かっています。



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