目標を継続させる秘訣 〜自分を知り・ハードルを下げ・約束をすること〜

 メタボリックシンドロームや糖尿病に限らず、大事なことはまず自分を知るために「自分を見つめる」ことです。そのためにも健康診断の結果や体重、腹囲は、自分を知るための良いポイントとなります。健康診断の結果はすぐに捨てたり、仕舞い込むのではなく、その結果を基に掛かり付けの医師に相談することが大事です また、痩せるためには、記録を付けていくと良いというデータも出ています。記録を付けていけば、どのような時に体重が増えるのか、たくさん歩いた後はどうなるのかなど、仕組みが分かるようになります。体重の変化はゆっくりですが、腹囲は激しく変動します。その仕組みが分かると面白くなるので、1年に1度の健康診断だけでなく、日々の体重や腹囲を自分でチェックしていくことは健康に繋がります。
次に、何かを始める時はハードルを低く設定することが長続きの秘訣です。1日50kcal(納豆半分)の過食を5年間続けると個人差はありますが、12.8kgも増加してしまいます。逆に1ヶ月1kgのダイエットで3kg減らすためには、1日240kcal減らすだけ十分です。お昼に高カロリーの食事をした人と、カロリーが高くないバランスの取れた食事をした人では、カロリーに大きな差が出てきます。240kcalというわずかな差でも考えて食べるだけで体重に変化が出ます。
さらに、生活習慣は、自分だけの問題ではなく、家族や上司と部下など、周りにも影響を与えます。そのため、自分だけではなく、周りの人も含めて見直してみると改善しやすくなるかもしれません。
自分に興味を持ち、ハードルを下げてやる気が起きた後は、自分でやると決めた目標を「誰かと約束をする」ことが効果的のようです。病院でいろいろな指導を受けても多くの患者さんはリバウンドしてしまうという結果があるようです。大事なのは、「あなたはどうされますか?」と聞いてくれる主治医の存在です。このように聞く医師は多くないかも知れませんが、診断結果を相談したり、今、体で起きていることを質問できる、自分にとって良い医師を見つけることが健康のためには重要です。



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