カルシウムと運動 〜カルシウムを摂取しても運動しなければ骨密度は高くならない〜

 カルシウムを多く摂取した後は、身体を動かす適度な運動が必要です。カルシウムは腸で吸収され血液中に入りますが、骨を刺激しなければ骨の形成に使われないまま腎臓から尿と一緒に排泄されてしまいます。テニスをする人の利き腕の骨密度が高いように、骨を使うことで食べたカルシウムが効率よく必要な骨に蓄えられます。高齢になり、寝たきりの状態ではカルシウムの吸収率が悪いばかりか、いくら摂取してもどんどん尿中に出ていってしまいます。
また、どのようなスポーツをしていた人の骨密度が高いのかを学生で調べたところ、バレーボール、ソフトボール、バトミントン、テニス、陸上競技をしていた人の腰の骨密度が他のスポーツをしていた人よりも高いことが分かりました。最も骨密度が高かったバレーボールをしていた人の中でも、飛び上がってボールをアタックするアタッカーのポジションが一番高い骨密度でした。
これらのことから、少しずつでも運動で骨を使い、毎日カルシウムを今より200mg多く摂取するようにしていくことが骨の代謝や形成に役立つといえます。



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