骨粗しょう症の危険因子 〜解決できない危険因子と解決できる因子がある〜

 骨粗しょう症も他の病気と同じように、解決できない危険因子と努力すれば解決できる危険因子の2つに分けられます。
解決できない危険因子の1つは遺伝子です。家族に2型の糖尿病の人がいれば、自分もその遺伝子を持っている可能性が高くなるのと同じように、骨粗しょう症にも遺伝子があり、日本人に多いです。また、初経や閉経の時期も解決できない問題で、初経が遅い、閉経が早い場合、骨粗しょう症のリスクが高いでしょう。この他、女性であること、加齢や女性ホルモンの減少も危険因子です。
一方、解決できる危険因子には、カルシウムやカルシウムの吸収を促進させるビタミンD、骨タンパクの合成を促進させるビタミンKの不足が挙げられます。また、食塩やリンの取り過ぎ、極端な食事制限でのダイエット、過度の飲酒や多量のコーヒー、喫煙、運動や日照の不足も危険因子となります。
骨粗しょう症予防のため、食生活や運動に気をつけていても骨密度が下がってしまう場合もあります。その場合、解決できない危険因子を持っている可能性もあるため、まず原因が何であるかを知り、適切な対処をしていくことが予防に繋がります。



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