男女の骨密度減少の差 〜女性は女性ホルモンの分泌によって骨密度が大きく変わる〜

 骨密度は10代の成長期に一気に増え、17才・18才でピークを迎えると、それ以降は50才近くまでは変わらず、50才以降カルシウムがどんどん抜け始め、急激に骨密度は減少します。若い頃の骨密度を保つことができれば背が低くなる、背骨が曲がる、骨折する、寝たきりになるということは起こりません。しかし、健康な人であっても、50才頃から骨密度が低下し始め、老年期も減少し続けていくことが分かっています。
カルシウムが抜け続け、骨粗しょう症になるのは、女性では50才以降、男性は65才頃からです。骨粗しょう症には女性ホルモンが大きく関係するため、女性は閉経期の50代から骨粗しょう症が増えてきます。女性ホルモンが活発に分泌される思春期には骨密度が一気に増え、女性ホルモンが減ってくる更年期になると、骨密度が減ってきます。
男性は少しずつではありますが、一生女性ホルモンが分泌され続けます。そのため、60才位になると女性よりも男性の方が女性ホルモンの数値が高くなるほどです。男性は女性ホルモンを副腎で生涯作り続けることができますが、女性は、女性ホルモンを卵巣で大量に作っていたため、卵巣機能が弱くなる閉経期には女性ホルモンの分泌がほとんど無くなってしまいます。女性ホルモンの分泌が少なくなり、男性よりも早く骨がもろくなってしまう女性は、骨の健康を保つために閉経後こそ努力をしていく必要があります。



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