20才の女性の大腿骨の骨密度を調べたところ、骨折歴がある、腰痛がある、ストレスがある、タバコを吸うなどが、低骨密度の危険因子となっていることが分かりました。
この他、生活が洋式であることも骨密度が低い原因に含まれていました。日常生活する部屋が和室である、和式のトイレであるという女性はそうでない人と比べて、大腿骨の骨密度が6%も高いという結果が出ています。これは、和式の生活では、座ったり、立ち上がる動作が、スクワット運動をしているのと同じ状態になり、運動効果が得られている可能性があるのです。このことから、畳の生活で過ごした昔の日本人は、大腿骨頸部骨折が少なかったのではないかと推論します。