うつ病は、再燃・再発をしやすい病気です。うつ病を発症し、回復した人の内50%〜60%は4年〜5年の間に2度目のうつ病を起こしてしまいます。また、2度目のうつ病を経験した人は、3度目を起こす危険性が70%あり、3度目のうつ病を経験した人の90%は4度目を起こします。つまり、20年間でうつ病を平均5〜6回再燃してしまう可能性があります。うつ病は、短期間の治療で回復するものではなく、長期療養が必要です。 うつ病は、再発をするごとに悪くなっていくのではないかと心配されますが、ある時期からは再発しても症状が軽くなっていきます。これがうつ病の自然経過です。そのため、3度以上うつ病を経験した患者は、長く上手に薬と付き合っていくことになります。これは、糖尿病などの慢性疾患の患者が薬を手放せないのと同じように捉えることが大切です。
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