うつ病予防と栄養 〜脳を動かす糖の摂取とバランスの良い食事が重要〜

 脳の働きには、糖類のエネルギーや脂質の脂肪酸、タンパク質のアミノ酸の3つのバランスが非常に重要です。脂肪酸は神経細胞の原料となり、アミノ酸には神経伝達物質を作る働きがあります。
脳を興奮させるアミノ酸には、チロジン・フエニルアラニン・トリプトファンなどがあり、鎮静化させるアミノ酸には、グリシン・タウリン・ヒスチジン・GABAなどがあります。なかでもトリプトファンは眠気を誘い、不安を落ち着かせる、怒りの爆発を抑える効果があるため、うつ病を改善する治療薬として有効なのではないかと考えられています。
また、うつ病予防では痩せ過ぎが良くないと分かっているため、アメリカのクリニックなどではうつ病予防として、食事のメニューを指導されることもあります。やはり栄養のバランスを考え、空腹にならないようにすることが大切です。例えば、脳の働きをよくするため、珈琲や紅茶に砂糖などを入れて糖類を取ることも必要です。
糖尿病患者などが起こしやすい低血糖症状には、朝起きられない、異常な疲労感・気分の落ち込み・気分のコントロールができない・イライラ・めまい、ふらつき・睡眠障害・決断力の低下・不安、恐れ、震え・寝汗・砂糖への渇望などの症状が見られますが、これらは気分障害と間違われてしまう可能性があるため、うつ病を見逃しかねません。



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