心因性うつ病 〜ストレスはうつ病のきっかけになっても、それだけとはいえない〜

 「心因性」のうつ病には、ストレス因性のものと、そうではないものがあります。ストレスが関係して起こるうつ状態は、「配偶者や家族との死別」が最も多いようです。そのような状況で「うつ」を起こした場合、症状が強くなると自分も死にたい、自分が死ぬべきであった、自分はつまらないし、価値がないなどの思いが強くなり、精神運動抑制によって何もできなくなります。その状態が長期化するとQOLが下がり、さらに悪化すると故人に関係したような幻覚症状が起こり、治療が必要となります。しかし、同じような体験をした人全員が死別うつ病になるのではなく、全体の10〜15%だといわれています。
通常のストレスを受けた場合、たいてい2〜3ヶ月の内に治療を受けなくても自然に回復していきます。一般的に心因性のうつ病は少なく、ストレス因性がうつ病の引き金になることがあっても、それだけが原因であるかを判断することは難しいようです。



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