漢方と大腸メラノーシス 〜大黄の含有量が少ない薬を選択することが重要〜

 腸を整え、便秘を解消するために漢方薬を服用している人も多くいます。漢方も非常に良い薬ですが、お腹に良いとされる漢方薬全てに大腸メラノーシスの原因となる大黄が入っています。また、センナの茎根の入ったお茶を飲んでいる人もいますが、長期間飲んでいるとセンナの入った下剤を飲んでいるのと同じ状態になってしまいます。
そこで、大腸メラノーシスの人とそうでない人に分け、大黄の含有量の少ない「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」という漢方薬で便秘治療を行いました。その結果、大腸メラノーシスになってない人達は、大黄の量が少なくても十分にその効果が得られ、大腸メラノーシスになっていても、約半分の人に改善が認められました。大黄を服用してもすぐに癌化することはありませんが、大腸メラノーシスを防ぎ、腸の動きを活発化するためにも、大黄の含有量が少ない漢方薬を選択することは大切なポイントです。



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