動脈硬化と痴呆 〜動脈硬化が脳血管性痴呆の原因となる〜

 脳の動脈硬化がほとんどない、または、あってもごく軽度の場合、「ぼけ」の症状は約6%の人に見られ、脳の動脈硬化が著明な場合、30%の人に「ぼけ」の症状が見られました。また、解剖によって脳血管障害の病巣(梗塞)の数に分けて調査したところ、病巣が1個〜4個の人が痴呆になるのは7%程で、5〜8個になると42.9%、9〜12個では73.2%、13個以上になると88.6%の人に「ぼけ」が見られました。
脳血管の動脈硬化が起こり、血管内部が細く、脳内の血流が悪くなると脳細胞が死んでしまうため、「ぼけ」の症状がでてきます。そのため、病巣が多くなると脳の組織が壊れるため、「ぼけ」になる人が増えてしまいます。脳血管性痴呆を増やす脳の動脈硬化を抑えて、脳血管の詰まりを減らすことは、非常に大事だということです。



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