血圧とコレステロール 〜高い血圧やコレステロール値は、悪影響を及ぼす〜

 脳血管性の病巣には、「高血圧」が大きく関係しています。2000人以上の脳を調べた結果、脳梗塞があるとその大小に関わらず、70%〜80%の人は血圧が非常に高いということが分かりました。高血圧は脳に悪影響を与え、重大なダメージとなります。脳腫瘍や脳膜炎は予防できませんが、脳出血、脳梗塞は、血圧を抑えることで予防が可能です。
血圧と脳の動脈硬化の関係を調べてみました。最大血圧値、最小血圧値、コレステロール値を、ほぼ正常、少し高い、非常に高い、の3つに分けて調査した結果、血圧が高くなればなるほど、脳の動脈硬化例が多くなることが分かりました。なかでも、最高血圧が高いよりも、最小血圧が高い方が血管に悪影響があるというデータが出ています。
高いコレステロール値は健康にとって良くないことですが、血圧ほど脳血管に悪影響を及ぼさないことも分かりました。しかし、心臓の血管が細くなり、血流が悪くなる狭心症や血管が詰まる心筋梗塞といった冠動脈硬化には、血圧よりも高いコレステロール値が問題です。定期的に検診を受け、問題点を早く見付けて治療することがポイントとなります。血圧やコレステロールが高ければ薬でコントロールする、生活に気を付けるなどして正常に保つ必要があります。



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