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現在では、近代医学の発達により、「閉じようとしている命を閉じさせない」という歪んだ状況が起こっています。脳の破損により意識がなく、寝たきりになっていても、生きていくために必要な脳の脳幹などがしっかりと保たれていれば「植物状態」という状態で生き続けることができます。この植物状態とは、脳が広範に渡って障害を受けていても、脳幹の機能や呼吸循環機能の調整、生命維持に必要な働きをする部分が残っていれば、自分で呼吸や血圧の調整ができている状態です。植物状態のまま、飲んだり、食べたりしなければ、約2週間で亡くなってしまいますが、中心静脈栄養という、水分・タンパク質・ビタミンなどが入った高カロリーな点滴などによって生き続けることが可能です。
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